私のチャレンジ

弁護士とビジネス

「法とビジネスの諸相」で述べたように,もともと弁護士は「ビジネス」と無縁であった。もちろん弁護士がしていることは「民(みん)の仕事」であるからビジネスであることは当然であったが,「事件」が来るのをまってその枠組みで仕事をするという受動的なスタンスに慣れ親しんでいて,なかなか弁護士としての発想やスキルをビジネスそのものに参加して生かそうとはしなかった。国内,国外の様々な公的機関への参加も低調であったし,ボランティアやプロボノへの参加も,災害時の救援活動を別にすれば「政治思想」が後押ししているケースが多かった。

今の時代の中で

今の時代は暗いイメージに彩られているが(でも私は「繁栄」派だ。)自分が何をすべきかは,おおむね自分で決定し実行できる,あるいはしなければ朽ち果ててしまう「時代」であって,これを制約するような要因はほとんど存在しない。私が弁護士としてこれからも「法律事務」を受任し実行していくことは当然であるとしても,そのような予定調和的で,受動的な枠組みからは飛び出さなければ。考えてみれば,若い頃の私はそれをもっとも尊んでいた。

私のチャレンジ

私が弁護士としての発想やスキルを生かしたいビジネスの対象は,国際的な価値創造,交換と,生命の充実・健康システムの開発である。現時点で当面具体的に取り組むべきことは,

  1. 羽田空港におけるビジネスジェットの整備,格納ビジネス
  2. 中型ビジネスジェット機を利用する国際医療搬送(エアアンビュランス)
  3. ダイエットに様々な要素(小食,多動,睡眠,旅行,文化活動等)を盛り込んだ双方向性の健康アプリの開発
  4. 教育支援

である。

今後,それへの道筋を開けるような,読書,研究,実務体験を積み重ねていきたい。