Audibleの会員になる
Audibleは,英語のオーディオブックを比較的安価に買うことのできるWEBショップである。私はオーディオブックを買うのが大好きだ(どこまで聞いているか,理解しているかは,この記事では沈黙だ。)。
Audibleは,今はアメリカのAmazonに吸収されているので,Kindle本と密接に連携している。Amazon.comのアカウントがあれば,Audibleでも利用できる。一度会員になってしまえば簡単だが,それまでは少しややこしいかもしれないが,ネット上の記事を参考にすればなんとかなるであろう。
私は,月に1冊,オーディオブックをダウンロードできる会員になっている。この会員には,月に一つのクレジットが支給され,それでほとんどのオーディオブックがダウンロードできる。たまに二つ要求されるオーディオブックもあるが,私はかつて一度あっただけだ。この会費は,今正確には分からないが,十数ドルだろう。各オーディオブックには当然価格があり,それを払っても買うことができるが,それは往々にして,会費分より高い。また会員であれば,通常の価格の3割引で買うことができる。3クレジットを三十数ドルで買うこともできる。買いたいオーディオブックが複数冊あるときは,これがたいていはお得だ。
お得といえば,Audibleでは頻繁に,バーゲンセールが行われる。十数ドルのオーディオブックが,3,4ドルになることも珍しくない。そのようなときは,悔しいとも思うが,買いたいときに買う(聞きたいときに聞く)方が大事だろう。
経験からの情報
Kindle本と密接に連携しているということであるが,ひとつは,いろいろなデバイスで最新の読みかけ,聞きかけの場所を,他のデバイスで続きから,読み聞きできる(Sync)ということで,これはかなりのKindle本とAudibleBookでそうなっている。あらかじめKindleやAudibleのWEBサイトで確認もできる。時々そうなっているはずなのに利用できないことがあるが,それはKindle本が複数のバージョン販売されていて,一つしか対応していない場合である。Kindle本の値段には関係ない。
AudibleのWEBサイトには,各会員の個人ページが設けられ,購入したすべてのAudibleBookを確認でき,Syncの有無も確認できる(ということは,SyncするKindle本を購入していれば分かるということであり,購入していなければ,クリックだけで購入できる。)。それだけでなく,実はデバイスにダウンロードしなくても,パソコン上ですべて聞くことができる。
また「Experience Immersion Reading」として,”Got a Kindle Fire HD or an Android device? If so, you can also read and listen simultaneously with real-time highlighting. It’s called Immersion Reading and that’s what it does: Immerse you in a story by narrating and highlighting the text as you read.”とされているが,どうもこれはできないのだが・・
Kindle本と連携している場合,Kindle本を先に購入すると,AudibleBookが格安で(場合によっては,3,4ドル)購入できることがある。念頭においておくべきだ。
AudibleBookでは過去の名作も販売しているが,これらはiPhone等の「Audiobo0ks」「Audibook」というアプリで,無料でダウンロードできることが多い。前者はボランティアで人が吹き込んでおり,後者は人工音声だが,テキストと上記の「Immersion Reading」が実現している。どちらも優れているので,過去の名作については,まずこちらを検討されたい。文学はもちろん,「資本論」もあれば「種の起源」もある。
当たり前のこと
アメリカでは非常に広く,AudibleBookgaが利用されている。読み書きができなくても,聞き,しゃべることができるのだ。考えてみれば当たり前だけど。